家づくりに思い込みは要注意!?

今回は、人生で一番高い買い物である家づくりに関して、よくある〝落とし穴〞についてお話をさせていただきます。

家づくりは人生の中で大きな出来事の一つであり、失敗は避けたいところです。
しかし、思い込みや間違った情報に基づいて行動してしまうと、失敗を招いてしまうケースが少なくありません。

家づくりで失敗してしまうケース一覧

失敗してしまうケース①

建物本体や付帯工事の内訳を、思い込みで入っている入っていないものをきちんと確認せず契約した結果、追加費用が発生してしまう。

失敗してしまうケース②

テレビ番組やSNSで見たデザインやインテリアに影響を受け、プランを作ったが、
自分たちのニーズに合わない家づくりとなってしまう。

失敗してしまうケース③

口コミだけを信じて工務店選びをした結果、契約後のアフターフォローが一切なく対応の悪い工務店を選んでしまう。

など様々なケースがあります。

なぜ、この様なことが起こってしまうのでしょうか

それらが起こる原因の一つに「アンコンシャスバイアス」というものがあります。
「アンコンシャスバイアス」とは誰しもが持っている無意識の偏見や思い込みのことを言います。

本・テレビ・SNSなどのメディアの情報、人から聞いた情報や今までの人生経験から、無意識な偏見や思い込みが醸成されてしまいます。

家づくりを行う際、上記の例の様に、無意識に得た情報や偏ったものの見方をしてしまった結果、自分たちのライフスタイルに合わない間取りや、費用が多くかかってしまう、ネットに掲載されている情報を鵜呑みにして失敗してしまうなど、楽しいはずの家づくりが不本意なものになってしまう場合が出てきます。
それでは、失敗を防ぐためにはどの様なことを意識すれば良いのでしょうか。

家づくりにおいて意識しないといけないこと

まずは、「アンコンシャスバイアス」を認識することが大事になります。
インテリアの選択や間取りなどの決定において、感情や先入観が働いていないかを一度冷静になって考えてみることが重要となります。
例えば、特定のデザインやレイアウトに魅力を感じているかもしれませんが、その選択が実用性や将来のニーズに合致しているかどうかを考えるということです。

その上で、
① データや根拠などを確認
② 家づくりのプロの意見を取り入れる
③ 自分たちの要望を整理し、チェックリストを作成する
などを行い、客観的に判断を行うことで可能な限り「アンコンシャスバイアス」を取り除いていきましょう。

家づくりはワクワクするものなので、ついつい感情が先行して進みがちです。
思い込みを100%無くすことはできませんが、一度立ち止まって、冷静に考えてみることで本当に必要なものを選び、後悔や不満を避け、満足度の高い家づくりが実現していきます。

ぜひ、参考にして頂ければと思います!

共有する

イエログへの質問や
住宅会社についての質問があれば
お気軽にお問い合わせください。

© 2023 IELOG