マイホーム手に入れてから苦労しないように…

さて、今回はマイホームを手に入れてからなるべくお金のことで苦労をしないように、いざとなったときにどのような節約が出来るか?について解説をしていこうと思います。

家計を圧迫する要因として住宅ローン金額が増えたことや子供が増えて生活費が大変になったなど様々な理由が挙げられますが、そういった理由で困窮する世帯が急増しています。そしてこれから先もっとひどくなると言われています。

住宅ローンは低金利の水準にありますが、それは決して問題になるわけではありません。何が問題かというと固定金利&変動金利についてです。
昔は住宅ローンの組んでいる割合は固定金利6割:変動金利4割に対して、今現在は固定金利3割:変動金利7割と変動金利の割合が圧倒的に増えています。

考えられる要因として、物価とは比例せず所得が少ないため変動金利でないと理想の借入額まで借りられないことやそもそも目先の支払金額が安いため、そちらに目線が行ってしまっているのか…理由はそれぞれだと思いますが、結果変動金利を組まれるご家族が急激に増えてしまっています。

もしそんな世帯が多くいる中で、金利が1%でも上がってしまったらいかがでしょうか。もちろん変動金利にはそういった措置にも対応できるルールが設けられているため、急に生活がきつくなることはないと思いますが、長期的に考えても苦しくなってしまうでしょう。

『わからない方のために簡単にご紹介』
4000万円の住宅を変動金利で借り入れ
金利1%➡金利1.5%になった場合=約10000円/月の支払増加
金利1%➡金利2%になった場合=約20000円/月の支払増加

仮に今の給与水準で月20000円もの支払いが増えたらいかがでしょうか?年間で言うと240000円なので、とてもしんどい思いをしてしまいますよね。

なので前置きが長くなってしまいましたが、今からでも出来る節約術について解説をしていこうと思います。
ご家族それぞれ、人それぞれ合う、合わないがあると思いますので試してもらって自分の家族に合う節約術を見つけてみてください。

内容は以下になります。

では1つずつ解説をしていきましょう。

家計簿をつける

これは当たり前じゃん!と思う方が大半なのではと思いますが、この家計簿をつけることは非常に重要です。
イエログ筆者もそうですが、気づいたらお金が無くなっているということがよくありませんか?(私はすぐなくなります)

そうです。だからこそ家計簿が必要なんです。〇日に○○円分の買い物をした。どんなものを買った。というのは自分自身を改めるいい機会にもなります。また、余計な物を意外と買っていることや自身の家族が食費にいくら掛けていて、電気代にいくら掛けていて~というものをしっかり把握することが出来れば他のご家族と比較することが可能です。
それぐらい自分自身の生活水準を把握しておくことはとても必要ですのでぜひやっていない方はやってみてください。

エアコンの調整

夏場冬場になってくると、エアコンが活発になりますよね。
大体の相場で言うと、全電気代の割合の3割ぐらいを夏場冬場ではエアコンに費やしているみたいです。

それぐらい生活に重荷になっているのがエアコンです。
特に夏場の冷房よりも冬場の暖房の方が電気代が圧倒的に高くなってしまいます。ということは冬場の冷房を特に気を付けることが重要です。

では、冬場どのように節約をしていけばいいかというと
〇環境省が勧める設定温度にする
➡環境省は冬場は20℃、夏場は28℃にしてくださいと定めています。これは環境汚染にも対応している数字ではありますが、電気代も約10%ぐらい影響すると言われています。

〇室外機やフィルターの掃除
➡やはりホコリやゴミが詰まっていると冷暖房効率が悪くなってしまいます。サインとしては、エアコンから水が落ちてくる場合は汚れが詰まっている証拠です。こまめに掃除をすることは大切ではありますが、大変な方はそういったサインを利用するといいでしょう。

繰り上げ返済

やはり住宅ローンの一番のリスクは長期で借り入れを行うことです。
今は最低金利である以上、これから下がっていくというのは見込みで言うと少ないでしょう。
ということは上がっていくか、現状維持かのどちらかです。
だからこそ、繰り上げ返済をこまめに行っていきリスクをどんどん減らすことが出来れば将来金利がもし上がったとしても耐えられる可能性が高いです。

■家の作りについての節約

吹き抜けにしない

吹き抜けを付けることは、天井高が高くなるということです。
特にリビングの吹抜けが多いと思いますが、圧倒的に冷暖房効率が悪くなってしまいます。
なぜかというと、暖かい空気は上に行くため夏場は良いかもしれませんが、冬場になってくると、いくら暖房をつけても寒いと感じるでしょう。

なので、もし節約をメインにしていくのであれば吹き抜けはおすすめしません。

オール電化をやめる(イエログ筆者の持論)

世の中はオール電化が主流になってきていますが、今回のコロナショックで多くの困窮世帯を創り出したのもこのオール電化です。

なぜかというと、電気代が高騰したからです。
基本的にオール電化の場合は、電気代、ガス代などが電気代に統一されますが、この電気代が上がってしまったため、1家族=10万円以上もの電気代を払っている家族が多く見受けられ、生活に困窮している家族が増えました。

だからこそリスクヘッジのためにも電気、ガス、水道はしっかり分けるということが必要なのかもしれません。
もちろんこれは国の意図として外れているため、おすすめはできませんがイエログ筆者としては、少しでも何かあったときのリスクを減らすために分けた方がいいかなと思っております。

最後まとめに入りますが、他にも節約できることはたくさんありますが必ず無理なく出来る範囲で考えて頂ければ幸いです。

では今回はこの辺で!
また次回!
イエログ本部

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