今回は給湯器何を選べばいいの?そんなテーマで解説していきます。
もちろん給湯器は家を建てる主役ではありませんので、優先順位としてはあまり高くないですが、必ず決めないといけないことの1つです。
この選択によっては、水道代や電気代などのランニングコストが変わっていきますし、使い勝手や暮らしやすさ、暮らしの満足度が違います。
例えば、どんなことがあるかというと
水道の水圧とかです。
アパートとかで経験したことありませんか?シャワーの水圧が異常に弱いなど。。。。そういう微々たることではありますが電気や水道は毎日使うものです。
そういった日々のストレスを抱えないように給湯器でもしっかり後悔しないようにしてもらえればと思います。
給湯器の中でも代表的なエコジョーズとエコキュートは聞いたことありませんか?
今回はその違いについてやメーカーごとに違う特徴についてもお伝えしていきます。
主役ではないですが、今後の様々なところに影響がくると思いますので、しっかり聞いてもらい対応してもらえれば幸いです。
それではまず代表的なエコキュートとエコジョーズについての違いを解説していこうと思います。その違いは以下の3つです。
1.コスト
2.設置スペース
3.水圧の強弱
になります。
それではまず1つ目について解説していきます。
このコストについては大まかに
イニシャルコスト(初期コスト)とランニングコスト(継続コスト)に分けることが出来ます。
その初期コストで言うとご家族4人暮らしで想定すると
ガスで沸かせるエコジョーズでは大体15万円前後の費用が発生します。
一方、電気でお湯を沸かすエコキュートは30万円前後の費用が掛かってきます。
わかるのはエコキュートの方が費用的に2倍以上かかってくることがわかりますね!イニシャルコストだけで考えるとエコジョーズの方がいいかもしれません。
ただ、その表面上だけで見てると、後々痛い目を見てしまいます。
その原因がランニングコスト、いわゆる光熱費です。
これは某サイトを引用すると
ガス給湯のエコジョーズであれば、年間の光熱費が78000円
エコキュートであれば、深夜の安い電気を活用する前提で約24000円とランニングコスト的にはエコキュートの方が圧倒的に安くなります。
年間で言うと、50000円近く差がついてしまうので、3年以上使えば元が取れる計算です。
ただ、使っている途中の修理費や寿命が来て買い替えするときの費用は割高になるので注意が必要です。
【今のポイント】
単純に聞いている限りだとエコキュートの方がいい!となってしまいがちですが、今は電気代が上がってきている世の中です。
現に4月からもまた電気代が上がるといわれていますよね。
どのくらいの金額に上がるかはわかりませんが、オール電化(すべて電気稼働)でやっている世帯の電気代は今まで月3~5万ぐらいだったのが今は月8~10万円ほどかかってきているそうです。
筆者のおススメとしては、
今までの経験として、ガスも電気も水道も上がった~~~!なんていうのはあまり聞くことがありません。
ですが、電気だけ上がる!ガスだけ上がる!というのはよく聞きます。
そういった意味でもリスク分散ではないですが、ガスを使って仮に電気代が上がってもガス代には影響来ない!みたいな形で分けてもらえると急激なピンチもしのげるのではないかなと思います。
ですが、電気代は将来的にも安くなる可能性もあります。
そういった意味では、自分自身のご世帯でしっかり将来どうなるのか?を示唆して選んでいただければ幸いです。
続いて、給湯器の設置スペースについてです。
エコジョーズとエコキュートであればまったく大きさが違います。
エコジョーズであれば、エアコンの室外機の半分くらいの大きさの本体を設置するだけなので、特に場所を取ることがありません。
ですが、エコキュートの場合はエアコンの室外の2~3倍ぐらい縦が長いものを置かなくてはいけないので、エコジョーズと比べると場所を取るイメージになります。
もちろん外に置くので、特に邪魔にはなりませんので、まったく気にしない方は好きな方を選んでいただければ幸いです。
では最後に水圧の強弱についてお伝えしていきます。
水圧が弱いと腹が立ってきますよね。笑
あっすみません。筆者の心の声が出てしまいました。
そういった水圧に関しても給湯器の違いで強弱が違いますのでしっかり見てもられば幸いです。
エコジョーズは基本的に水圧の減圧をしないのでエコキュートよりもシャワーの推月が強い傾向にあって高い水圧に慣れている方や水圧が弱いのは嫌って方はエコジョーズがおススメになります。
次にエコキュートの場合は貯湯タンクにお湯を貯める仕組みで水道の水圧を受け続けるとタンクに負荷が掛かって、故障の原因になるので減圧弁で水道の水圧を減らしています。
後はタンク内のお湯の残りが少なくなれば自動で水を足して沸かすので実際に湯切れすることはあまりないですが、その水を足して沸かすことが、昼間に行われたら電気代が余分に発生してしまいますので、省エネのメリットが減ってしまいます。
なので、エコキュートにする場合はタンクの容量が非常に重要です。
タンク容量の内訳は以下の通りです。
メーカーさんのカタログでは大体このように家族の構成人数でクラス分けがされています。
2~4人用 :300リットル
3~5人用 :370リットル
4~7人用 :460リットル
5~8人用 :560リットル
メーカー側ではこのような振り分けになっていますが、4人家族で300リットルから460リットルまで当てはまることになり、どの容量を選ぶのがベストなのか迷ってしまいますよね。
深く考えなくても大丈夫ですが、暖かい地域であれば300リットルでも大丈夫ですし、寒い地域だと460リットルなど選ぶ必要があります。
この理由を詳しく話してしまいますと、
訳が分からなくなると思いますので、小難しく考えず決めて頂ければ幸いです。
ただ、全国で選ばれている4人家族であれば370リットルぐらいが適切と言われていますので、合わせるのも一つです。
では今回はこの辺で終了します!
次回はエコキュートのメーカー別についてお伝えしていきます。