完成見学会は勉強になります ~その弐~

今回は前回に引き続き「完成見学会で見る上でのポイント」その2についてお伝えしていこうと思います。

 

前回は1~2つ目についてお伝えしていきました。
今回は3~4つ目についてお伝えしていこうと思います。

ではさっそく本題に入っていこうと思いますが、
完成見学会を見る上でのポイント 3つ目は

3.どのような人が住むか教えてもらう

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これはその建てた人のプライバシーももちろんありますので、教えてもらえる範囲が大前提です。無理に聞くことは今後住宅会社さんから色々なことが教えてもらえなくなる可能性もあるので、しつこく聞くのは注意しましょう。

ただ、「どのような人が住むのか?」聞くことができたら

間取りや収納など、なんでここに置いたのか?
この大きさはどのような意味があるのか?

深く理解できるようになりますので、家づくりの参考になります。

例えば)
〇建てたお施主様のお子様の年齢や人数が分かれば、、、
自分達と共感できるところはあるかもしれないし、新たな発見があるかもしれません。

〇お施主様の趣味や生活態度などを聞くことができたら、、、
なんで土間収納がこんなに広いのか?室内干しスペースはこれぐらい大きくしている理由は何なのか?など

それぞれの配置や大きさに根拠があるので、納得できたりします。
逆に住宅会社はこのようなお施主様の属性に対して、

〇どうやって提案したのか?
〇どういう想いで提案したのか?

など、住宅会社の考え方や工夫、提案力も同時に知ることができるので、
聞ける範囲で構いません。ぜひ教えてもらうようにしましょう。

では3つ目は終わりにして、4つ目についてお伝えしていこうと思います。

4.外装や配置をチェックする

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家の雰囲気や中の間取りだけ確認するのではなく、
外装や建物の配置などもしっかり確認して参考にするようにしてください。

外装は屋根や外壁にどんな材料を使っているかを確認してもらうことです。

使う材料の種類や施工方法によって建物の雰囲気を和風にしたりナチュラルにすることができますが、そもそも屋根や外壁は雨風から構造材を守ったり、外からの熱を防いだりすることができます。
それらの機能を果たすことが一番大切になってきます。

外装はおしゃれだけど雨漏りがしやすかったり、かっこいいけど取り替えが頻繁に必要な材料だったら嫌ですよね。
なので耐久性やメンテナンスなど長い目で見た際の「家のコスト」にも関わるところなのでデザインをチェックするのはもちろんのこと、外装材が標準仕様や特徴注意ポイントなども併せて確認するよう心掛けてください。

それからもう一つ。敷地に対しての家の配置もぜひ確認してほしいと思います。
土地の大きさや形に対して

車が何台停められるのか?
家の大きさはどれぐらいまで大丈夫か?

など基本的な部分を見てイメージするのも一つですが

〇近隣の家との距離感や窓の配置
〇正面から見た見栄え

など住宅会社の設計力や提案力が垣間見れたりしますので、そこのところも気を付けて見てもらえるといいかもしれません。

完成見学会と言うと、つい間取りや家のデザインに注目しがちですが、
せっかくなので外装や配置もチェックして材料やその材料のメンテナンス性、敷地に対する家の計画や配置のコンセプトなどなど見れるところ、注意しなくてはいけないポイントがたくさんあります。

ぜひ、この記事を参考にしてもらって自分の家づくりの参考にするようにしましょう。

では以上で話は終了して最後まとめに入ります。

完成見学会を見る上でのチェックポイント4つは、、、

1.住んだ時をイメージして見る
2.設備のグレードをチェックする
3.どのような人が住むか教えてもらう
4.外装や配置をチェックする

冒頭でもお伝えしましたが、
注文住宅の場合は1から住宅会社とお施主様が打ち合わせをして造っていくものなので、プロに頼むとはいっても
「どんな家になるのか?」「どんな家が自分たちに合ってるのか?」
正直不安があると思います。

そういうイメージギャップをできるだけ小さくしたり、漠然とした不安を少なくできる絶好の機会が完成見学会です。

今は中々、コロナやプライバシーの問題もあるので完成見学会を開催することをあきらめてしまっている住宅会社も少なくありませんが、もし見学会に参加できるようであれば、この内容を思い出してもらって少しでも自分のマイホームづくりに役立ててもらえたら嬉しいです。

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