窓が少ないとシンプルでかっこいい ~その壱~

さて、今回は窓が小さく少ない家デザインのメリットデメリットについてお伝えしていこうと思います。最近流行っている窓がなかったり小さな窓がたくさんあったりなどそもそも窓の数が少ない家もありますが、皆さんはそんな家を見かけたらどのように感じますか?スタイリッシュでカッコいいという方もいれば、あまり家っぽくなくて、なんか要塞みたいで嫌だなと感じる方もいると思います。見た目のデザインの好き嫌いは好みがあるのでいいですが、実際に窓が小さかったり少ないことで、デザイン以外にどんなメリットデメリットがあるのか気になりますよね。だからこそ、今回は窓が小さく少ない家のメリットデメリットを説明させていただき、今ご覧になっている方が自分自身でご判断できるよう記事を書いていきたいと思います。

では本題に入っていきます。結論からお伝えしていくと窓が小さくて少ない家のメリットは次の4つです。

1.           断熱性が良くなる
2.           プライバシーを確保できる
3.           建築コストを抑えられる
4.           家具や家電を配置しやすい

まずはメリットを1つずつお伝えして最後に反対のデメリットをお伝えしたいと思います。では解説していきます。窓が小さく少ない家のメリット1つ目は

1.断熱性が良くなる

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家の断熱性能を上げることは今の時代だと当たり前になってきました。最近では多くの住宅会社でG2標準とか全棟ZEH対応など性能を謳うことが多いです。断熱性能を上げる=金額も上がりますが、その分いろんなメリットも多いのは事実です。
某メーカーY社さんの調べによると冬場の窓から逃げていく暖気は約52%が流出していくといわれており冬場は74%もの熱が入り込んでいくといわれています。暖気冷気が入ったり逃げていったりする場所は壁、天井、換気口、さらには床など様々な部分からありますが、窓の割合が非常に高いです。だからこそ壁の断熱性能を高めることも大切ですが、できるだけ窓を小さくして少なくすれば、それが一番断熱効果の大きい方法になります。もちろん断熱性を良くするためだけに窓がたくさんほしい。、開口が広い窓が欲しいという希望を我慢する必要はないと思いますが、特にこだわりがないという方であれば、極力窓を小さくして少なくすることを検討することは、コスト面でも安くなりますので、お勧めです。
では次に窓を小さく少なくする家のメリットその2についてお伝えしていきます。

2.プライバシーや防犯面の確保

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これはイメージしやすいと思いますが、もし隣の家が近かったり、目の前が道路だったりすると外から室内が見えてしまうかもしれないですよね。結果、カーテンはずっと閉め切ってしまったりなどせっかくの良さが失われてしまうかもしれません。しかし窓を小さくしたり少なめにすることで外から室内が見えにくくなるので、プライバシーを守ることができます。でも常に閉め切ってしまうと、太陽の明るさや空気が入ってこないので、適度に窓を開けておくことはお勧めです。さらには、防犯面でも効果的です。俗にいう空き巣や泥棒というのは、ある程度空き巣をしようとする家の状況を把握してから犯行に及びます。その部分では窓を小さくして外から何も見えないようにすることで、家内の状況を外に漏らさずに済みます。結果、窓を小さく少なくすることで、防犯面でも役に立つということですね!
では続いて3つ目についてお伝えしていきます。

3.建築コストを抑えられる

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これは意外に思う方もいるかもしれませんが、家は壁を作るよりも窓を付けた方が実はコストが掛かります。だからこそ窓の数が少ないと、それだけ建築費を抑えることができます。ただ、これは建物金額の計算方法によって変わってしまいます。窓の数を一つずつ加算して行くスタイルの住宅会社であれば安くなりますが、坪単価制で金額を決める住宅会社など窓の数が増えても減っても金額が変わらないこともあります。なので、少しでも建築コストを抑えたいって方は検討している住宅会社に確認しても良いと思いますが、必要以上に窓を少なくして暮らしにくくなっても本末転倒なので当たり前ですが、無闇に減らさずにそれぞれ窓のある理由を確認しながら付けるか付けないか判断するようにしましょう。
では次に行きます。小さくて少ない窓の家のメリットその4は

4. 家具や家電を配置しやすい

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当たり前ですが、窓が小さくて少ないということは、逆を考えると壁が多いということです。よく聞くのがアパート住まいをしているとき、『ここにテレビを配置出来たらよかったのに・・・』という気持ちになったことはありませんか?やはりアパート住まいでの不満もそういった間取りの不自由さも来ていると思いますが、窓がない家の場合、
窓部分を避ける必要がなくて自由に家具や家電を配置することが出来ます。特に、小さなお子さんがいるとリビングに、おもちゃやランドセル、習い事のバッグなどなど色々なものが増えて収納が必要になるので、窓が大きく取ってある間取りよりも配置がしやすくなります。ほかにもメリットがあるとすれば、壁が増えるため耐震の構造的にも窓が多い家よりも強くなったりしますので、全てを含めてメリットの一つとしてお伝えさせていただきました。

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